2010年11月01日

最近流行の電子書籍……貴方の作品大丈夫?

※ 追記:11/2現在りんご社の対応により商品頁は閉じられ(調査確認の為だろうと思います)確認は取れなくなっています。それに伴い、私のサイトへも確認の必要がなくなりましたのでアドレスは消させていただきました。ご了承ください。しかしこういうことがあったという記録の為にページはそのまま置いておこうと思います。


 この間、他の場所で少しだけ書かせていただいたのですが、今私の作品だけではなく、素人作家さんの小説を勝手に電子書籍化して販売している業者が居ます。

 素人とはいえ、作品は我が子同然です。
 それを勝手に持ち出した上に、表紙はどこからか既に販売されているものを勝手につけているという状態。

 放っておいて良いものではないと思います。思いませんか? 作者さまにも絵師さまにも本当に失礼極まりない上にはっきり言えば、犯罪です。
 多分、まだ放置してあると思うので私の場合この商品になりますが
http://itunes.apple.com/jp/app/id382417210?mt=8&ign-mpt=uo%3D4#
(11/2現在頁は処理され閉じられています。)

 物凄く実体のない業者にお金が入ると思うとむかっ腹がたちますが、確認しないわけにはいかないので購入し、内容の確認もしました。
 間違いなく、私がサイトにて公開している作品です。
 私はこのFengGame.comという業者を全く知りませんし関係ありません。
 それなのに私の作品はこちらの商品になっています。有り得ないですよね?
 もうひとついえば、イラストはもちろん知っている方の方が多いと思います。CLAMPさんの「ツバサクロニクル」から持ってきていると思われます。

 残念ながら彼らが私のような素人相手に絵をつけるなんて有り得ないと思います。内容とも全く関係ないですし……(ーー;)

 とりあえず、私の取った行動としては発見は10月19日
 翌20日CLAMPさんの公式サイトへの通報とiTunes Storeさんへの問い合わせです。

 因みに、私のほかにも勝手に持ち出されて勝手に販売されているのだろうな? と思われる商品もいくつかあったので、そちらも書き添えて問い合わせさせていただいたのですが……一週間も掛かって返ってきた返事が……。

<メールより抜粋>

直接この会社にご連絡いただこうとしていたところ、偽のリンクのようだったとの事、誠に申訳ございません。

このような自体が発生し、汐井様のお気持ちをお察し申し上げます。この場合、アップルの著作権の部門にご一報ください。
Apple - Legal - Claims of Copyright
http://www.apple.com/legal/trademark/claimsofcopyright.html
にてご案内しておりますが、

<中略>

日本の場合ですが、この件がお客様の権利の侵害にあたる場合は、弊社法務部 () に連絡して協力を得てください。
下記の情報を、iTunes Store に表示の通りお書き添え頂けますようお願い致します。

- アーティスト、バンド、テレビ番組、またはムービー名
- 問題がプレイリスト全体ではない場合は、曲タイトルを含む製品のタイトル
- UPC/EAN または ISRC コード
- どのような権利を侵害しているのか
- 問題の iTunes Store のコンテンツの URL (コンテンツを右クリック/control + クリックすると URL をコピーできます)
- スクリーンショット (可能な場合)

また、権利の問題が作曲、サウンドレコーディング、商標、知的所有権のいずれに関するものかを特定してください。各問題の通常の対応方針に従って対処させていただきます。


<ここまで>


 ……こちらの気持ち察してないですよね? 察している人の対応ではないですよね? 
 偽のリンクだったとのこと……って、あんたは確認してないですよね? 確認するくらい直ぐでしょう? 繋がってるかどうか見るくらい直ぐでしょう? そして、繋がってないようなところを、そのまま販売させて良いの? 良いのですか? りんご会社さん?

 ……そして案内してもらった著作権云々は英文で、私にはちょっと……まぁ、どんな文句が書いてあったにせよ、販売元が犯罪を犯しているということに間違いはないので、とりあえず教えていただいた法務部? とやらに再度問い合わせメールを送って結果を待っている状態なのですが……。

 あの子達は今ライトノベル人気投票にも参加させていただいている大事な時期なんです。それなのにあんな扱いを受けて……。早く商品頁も下げて欲しいのにたらいまわしにあっている状態……。いたたまれません。涙。
(因みに人気投票主催者側には一報入れてあり、私の意図していないところであることを分かってもらい参加は継続させてもらっています)


 同社にて販売されている商品で他にも作品と表紙が全く関係ないだろうとあっさり分かるものもいくつかあります。 被害者が他にもいることは明白ですよね。私の把握しているところでは他六作品ほど、盗作なのではないかなと思われる商品があります。

 そして、どうして今この話をするかというと、問い合わせしているこの期間に新刊が出てるんですよ。被害拡大しているんです。ってその新刊がどうなのかというのは私には分かりませんが……。
 秘密裏に穏便に済ませるということだけが良しではないなと思い、一応広く警告する意味と、記録という意味で記事にさせてもらうことにしました。

 私の作品は大丈夫でしょう? と思っている貴方っ!
 どこかで勝手に商品化され販売されているかもしれませんよ?
 たまには、作品名で検索を掛けてみることをお勧めします。私はそれで発見しました。
 感想とか寄せてもらってないかなという軽い気持ちだったんですが……まさか犯罪に巻き込まれるとは……切ない限りです……。


posted by 汐井 at 23:56| Comment(10) | 作品全て知的財産です | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これはひどいですね…。
社名やリリースしているアプリを見ると中国の業者のようですね。
やはりというかなんというか
Posted by すがり at 2010年11月02日 03:38
はじめまして、Twitterから流れ着きました。
ぼくの場合、「読者参加型」を標榜するケータイ小説サイトにまるごとコピーされちゃった事ありますね。しかもご丁寧に登場人物の名前だけ差し替えて。
その時の喧嘩ノウハウが回り回っておしごとに繋がったので、なんともはやという気分なんですが。
iBooks等でのこういったトラブルは増えてくるんでしょうねぇ……。
なお、著作権エンフォースメント(要するに喧嘩)の大前提として、50人以上の証明を得ての文化庁登録制度があります。(誤解して欲しくないのですが、これによって文化庁が何かしてくれるわけではありませんし、また著作権は著作を創作すると同時に発生し、手続きを全く必要としない事はご存知の通りです)
ttp://www.bunka.go.jp/chosakuken/touroku_seido/index.html
中国(業者名から判断しました)に本拠を持つ企業への著作権対策としては、以下のような手引があります。
ttp://www.bunka.go.jp/chosakuken/kaizokuban/pdf/china_singai_handbook_h2103.pdf

とはいえ、まずは米アップル社へ「google翻訳の簡素なもので構わないので、英語で書いた」「署名付きの」文書を送付(FAX)するのが先かと思われますので(日本語の電子署名ナシメールでは向こうさん動きません)、翻訳サイト等を利用しての米アップルのページをご一読しておくことをオススメします。
なお国内企業でも、創作同人をやっているサークルに電子書籍出版を標榜する会社が、著作権者に不利な契約を結ばせてオイシイ事してやろう、というところが数社出てきております(現状は漫画メインにターゲッティングしているようですが)。ご注意下さい。
長文失礼しました。
Posted by 大江英明(@hideakioeda) at 2010年11月02日 03:46
Twitterから見に来ました。
とりあえず、AppStoreのアプリケーションのコメント欄に「このアプリケーションは著作権違反です」と記入しておかれることをおすすめします。
Posted by 都築由浩 at 2010年11月02日 04:30
個人でアップルや業者とやり合うのは難しいと思うので、警察や各種機関への相談をおすすめします。
Posted by ついった at 2010年11月02日 04:38
>すがりさま
 コメントありがとうございます。記事を立ち上げた汐井です。
 素人作品にまで手を出されたら、もう収拾つかないですよね。苦笑。
 一件でもこういう問題が多く解消されることを願っています。

>大江英明さま
 コメントありがとうございます。記事を立ち上げました汐井です。
 対処法などのご助言も感謝いたします^^今朝方返信がありまして、その内容がもちろん英語。
 そのため無料翻訳ソフトのお世話になりました。そして何とか解読……次の記事にも書きましたが、 私はもちろん日本語にてメールしましたので、それに対応したということはそれなりの誠意ではあると思います。これを真摯に受け止めることとしもう少し様子を見ようと思います。
 大江さんのコメントはきっとこの記事を見てくださった方やこれからこういうことに巻き込まれたりした方の力にきっとなると思います。長文大変だったと思いますが重ねて御礼申し上げます^^

>都築由浩さま
 コメントありがとうございます。記事を立ち上げました汐井です。
 ご助言ありがとうございます^^只今、動き始めてもらったのか商品頁へのリンクは消えています。今後どう動くのかよく分かりませんが、間違って買ってしまう被害者の方は居なくなるということで少しだけ胸を撫で下ろしました。気に掛けていただき感謝しています^^重ねてありがとうございました。

>ついったさま
 コメントありがとうございます。記事立ち上げました汐井です。
 本当にそう思います。個人対企業なんてちょっと想像するだけで無理っぽい……私も次の問い合わせでたらいまわしにあうのならば、警察なども考えていたのでそこまでの話にならなくてちょっとほっとしています。ご心配お掛けして申し訳ありませんでした。そしてありがとうございました^^
Posted by 汐井 at 2010年11月02日 13:14
アプリ問い合わせ窓口から法務へ正式申請をと言われたのを「たらいまわし」と表現するのはどうかと思いますが…。
一般論として企業の対応としては誠実な範囲に見えます。

しかしひどい目にあわれましたね。
汐井さんのように、英語にもめげず(笑)動いてくださる方がいるので、被害が広がらないで済むのだと思います。
Posted by suzuki at 2010年11月02日 14:22
>suzukiさま
 コメントありがとうございます。汐井です。^^
 んー、まぁ、たらいまわしまではちょっといい過ぎですね。苦笑。書いたときの勢いがあったもので。(^▽^;)すみません。
 でも、企業に問い合わせた場合親切なところならそこから担当部署に連絡してくれて担当部署からこちらに連絡がある。という対応ではないかと思っていたもので、時間も掛かりましたし少し誠意不足かと思いました。
 被害、広がらないと良いなと本当に思います。個人は本当にちっちゃくて弱い立場だと思うので……。
 ご意見そして労いどうもありがとうございました^^
Posted by 汐井 at 2010年11月02日 15:14
心痛お察しします。
元々リンゴ会社は後の対応が悪いと評判です。問題製品をリコールせず任意回収にしているなどなど。
そのメール文章は私も「はい?」となりました。確認くらいしてほしいものですね。
改めてネット社会の恐ろしさを知りました。
Posted by フューシャ at 2010年11月04日 03:54
ツイッターにてこちらのブログの存在を知りました。
わたしも同じく、無断転載販売の被害に遭っております。
どの様な手段を持ってすれば、掲載ページ削除まで持ってゆけるか…是非ご教授願います。
Posted by 野宮ハルト at 2010年12月03日 23:49
>フューシャさま。
 コメントありがとうございます。コメント返信が派手に遅れてしまい、申し訳有りません。
 確かに対応がよろしくない感じですよね……。なんというか、もう少し対応のしようがあるだろうにと思わされることばかりです。これが個人対企業なのかと思うととても切ない限りですし、同じような被害は多いようです。
 便利が全てというわけではないですよね。本当、恐ろしい限りです。

>野宮ハルトさま
 コメントありがとうございます。
 心中お察しします。少しだけ状況を把握の為に、ブログを拝見しました。^^
 個人でどう、というのはやっぱり反応が……というだけでなく、全体的に遅いようです。
 今、問い合わせをされているということなのでその返答を(遅いと思いますが。私も一週間くらいかかりました。記事の通りです)待つしかないのですが……もし、反応が悪いようなら、野宮さんの作品を勝手に販売している会社(多分存在しない中国系の会社みたいです)には『1Q84』(http://itunes.apple.com/jp/app/id404001545?mt=8&ign-mpt=uo%3D4)も無断で販売しているようなのでその件も合わせて問い合わせしなおすというのも手かもしれません。
 私も最終的に自分含め7件の無断販売を合わせて報告しました。
 対応が遅くこちらとしては正直苛々させられるのですが……私も消去までに2.3週間掛かったのでそのくらいは覚悟したほうが良いかもです……それより深い解決をと思えばもっとかかると思います。
 余談ですが……表紙と内容が違いすぎて、問題はそこじゃないけど思わず突っ込みそうになりました。BLと思われるのに表紙が完全にGLって、違いすぎる……。苦笑。
 長くなりまして申し訳有りません。あまり参考にならなくて申し訳ないです。
 でも、一日でも早い解決を私も影から見守っています。
Posted by 汐井 at 2010年12月04日 00:33
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